2015年(平成27年)4月11日 【更新:2018年(平成30年)5月26日】

 介護福祉学とは、掛け替えのない一人ひとりの個人が平和な社会にあって、人間としての尊厳を保持し、個人として尊重され、ご本人が、『わたしらしい』幸せな生涯を過ごしていくための「自由」を享受し続けられるように、介護福祉実践のかかわりを通して、『わたしなりの良さを生かせる生き方』を求め、『(これこそが)わたしの生き方』と自負し、互いを認め、互いを必要とし合い、共存共栄していける生き方への豊かな可能性を支援していく在り方とその本質的価値を学究する学問です。

 日本介護福祉学会が編纂した「介護福祉学事典」(ISBN978-623-07122-7)が2014年(平成26年)10月10日にミネルヴァ書房から発売されていますが、その英語表記は「The Encyolopedia 0f Care Work Methodology 」
直訳すれば「介護職方法論事典」とされています。

 もっとも、わたしは、介護福祉学が既存の英語表記で、その概念を表すことのできない日本独自な概念であり、それは新たなパラダイムを有する学問であると考えています。

 ちなみに、文部科学省の科学研究費助成事業における 別表2「系・分野・分科・細目表」において、介護福祉学は、その細目にさえ、未だに表記されていません。(念のため、介護学でも表記されていません)

 介護福祉学については、発展途上の学問であるからこそ、さまざまな定義が検討されてよいのです。